recto family
アメリカで日本のテレビ番組を 〜解説:IR Blaster、スケジューラー編〜

システム全体像の解説、IR Blaster、スケジューラー編です。

私は日本側にHauppauge HD-PVRを設置したわけですが、この製品には幾つかのソフトウェアが付属してします。アメリカのPCからVPN接続によってHD-PVRが接続されているPCにアクセスして、それらのソフトウェアを使って録画予約等の操作をします。

HD-PVRはTVチューナーを持っていないため、チャンネル設定は別の機器をIR Blasterと呼ばれるソフトウェアによって操作してチャンネル設定を行います。IR Blasterは簡単にいうとTVチューナーやケーブルTVのセットトップボックスのリモコンの代わりになる仕掛けです。HD-PVRから配線しチャンネルを操作したい機器の赤外線受光部に配線の先を取り付け、PCのソフトウェアから希望のチャンネルを設定すると受光部に信号を送ってくれます。

問題となるのはアメリカで購入したHD-PVRですので、IR Blasterに予め登録されている機器やメーカーの設定が日本で使用している機器をカバーしていなかったりする場合です。私の場合にはTVチューナーとしてBuffalo DTV-H400を使用しているので、当然対応する設定は見つかりませんでした。(Buffaloはアメリカではあまりにもマイナーです。)そこでIR BlasterのIR Learningという機能を使ってIR BlasterにDTV-H400のリモコンを学習させました。これによってIR Blasterからきちんとチャンネル設定を出来るようになりました。

次にスケジューラーですが、HD-PVRにはWinTVというスケジューラーが付属しています。このスケジューラーは非常に簡単なもので、EPG予約は可能ではありますが、テレビ王国等のサイトにアクセスして予約といった事は出来ません。従って残念ながら予約の際にも日本にあるPCに接続してWinTVを操作することになります。こうした問題を回避するには、SageTVやMythTVといったサードパーティのソフトウェアを使用するという方法もあるようですが、私の場合は、比較的決まった番組を録画する事が多いので、そこまでは手を伸ばしませんでした。態々予約を一つ一つ設定するのが面倒という方は、サードパーティのソフトウェアを試されるのも良いかと思います。

WinTVについてですが、2つほど気づいた問題点がありました。一つは連続録画をする際にバグがあり、例えば午後6時〜午後6時30分まで番組Aを予約、続いて午後6時30分〜午後7時まで番組Bを予約とした場合、二つ目の番組Bの録画に失敗します。ですので、敢えて番組Aの録画予約の終了時間を午後6時30分ではなく午後6時29分にするなどワークアラウンドする必要がありました。折角EPG予約出来るのですが、こういった場合は手修正するほかありません。

もう一つの問題は、EPG予約する際に、EPGのファイルにはチャンネル名が指定されていて、WinTVがそれを解読してチャンネル番号を設定するのですが、このチャンネル名をチャンネル番号に変換する設定に間違いがあり修正する必要がありました。

この設定方法はマニュアルになかったのですが、C:\Program Files\WinTV\Scheduler\chdata.datというテキストファイルを編集する事によって変更可能でした。

これらの問題点に対応することによって、録画予約が可能になしました。

  1. recto999の投稿です